世の中には色んなペットがいるにゃ・・

わんちゃんの病気  |

老犬がかかりやすい病気

犬の病種は、人がかかる病気とほぼ一緒で、その中でも最も多いのは、人間と同じ、癌です。癌のできる場所もあちこちで、転移もします。私も、自分が犬を飼うまでは、犬が癌になるとは思いもしませんでしたが、癌にかかってしまい、若くして命を落としてしまう仔もいます。
私の飼っていた犬はマルチーズで、小さい頃から病院いらずの元気な子でした。異変が出てきたのは13歳をすぎた頃からです。(犬の寿命は犬種によっても様々で、一概に何歳とは言えないですが、ドッグフードでは8歳くらいから老犬の扱いになっているので、13歳は立派な老犬になります。)病院にいくと、鼻の癌であることがわかりました。そして、病院からの対処法は、抗がん剤を使った治療をするか、見守るかの2つでしたが、歳を考慮すると抗がん治療はきついので、もう見守るしかありませんでした。
日に日に弱っていく姿は本当に痛ましく、ただただ何か食べさせたり飲ませたり、できる介護をするのみでした。鼻の癌は珍しく、鼻からのどに転移すれば窒息死といわれていましたが、不幸中の幸いにも脳に転移したので、本人は痛みが少なかったと病院の先生が仰っていました。
結局、癌が酷くなってからは1ヶ月足らずで他界してしまいましたが、我が家の癌のケースはまだよかった方かもしれません。苦し紛れの対処法として、最終的には安楽死も勧められたからです。
歳をとれば病気からは逃れられないので、飼い主が納得できる治療を受けさせてあげることが、お互いに一番いいと思います。


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